一人前の退魔師として鍛えてきた肉体、精神、技術。
幼い頃から鍛え上げてきた血の滲むような努力。
里では3本の指に数えられるほどの腕前を持ち、数々の淫魔を退治し事件を解決してきた。
その彼女が今は絶望にうちひしがれていた。
それは何故か? 答えは簡単だ。
相手のレベルが、いや次元が違いすぎた。
まさか女淫魔相手に自分が女であることを徹底的に教えられ、いや分からされた。
(ふぁ…こ、こん…くぅッ…こ、こんなの…)
逃げ出そうとするも度重なる快楽責めと淫魔の術により体力を消耗してしまい、動ける力がなくなってきた。
何より屈辱的だったのが、拘束されているため自然と股を閉じることができないのだ。
両手も縛られてしまっているため胸を隠すこともできない。
彼女の美しい顔も涙で濡れている。
たまらなく惨めだった。
(ああッ…だ、ダメ、ダメえェェ)
涙や口から涎を垂れ流し、そのもち肌からは玉のような汗を、そして全身から湯気を出しながら悶える彼女。
身体中が火照り熱くなる。
だがそんなことはお構いなしに、女淫魔は彼女の敏感な部分を激しく刺激し続ける。
右手で乳首をつまみ、左手で秘所の中を優しくかき混ぜた。
「退魔師、茜さん、もう一度聞くわ」
クチュクチュといやらしい音を立てながら余裕のある表情を浮かべて弄くり回す。
「あなた達の秘密を教えてちょうだい」
彼女はのけ反り気味になりながらも押し付けられる快楽を必死に耐えるしかなかった。
「誰が…いん…ま…なんか…にぃっ」」
快楽浸けの刻限。ふつうなら極楽のはずのそれも、今の彼女にとっては地獄の
責め苦同然だった。しかしそれでも救援が来るまでは耐えるしかない。
そう思うことで何とか正気を保っていた。
(ふあッ…く…ああン…くや…し…いのにィッ……)
感じてしまう――無力感と屈辱感と、そして汲めどもつきぬ快感とを。あられ
もない性の応えを押し止どめようと、茜は必死で試みてきた。だがどんなにもがいても無駄なこと。
なぜならもうこの肉壷にはたっぷりと媚薬が仕込まれているからだ。
しかもただでさえ強力な催淫剤であるそれが、いままで以上の量と濃度でもって 注入されていた。もはや抵抗するだけ無意味なのだ。
またたくうちに理性が崩れてゆく。
心の中で何かが壊れてゆく。
もう限界だった。
(ああッ!ダ、メ…~!!)
ビクンビクンと痙攣しながら絶頂を迎える。
それと同時に秘所からは大量の愛液が噴き出した。
それは凄まじい勢いで床一面に広がる。まるで洪水だ。
必死に抵抗するもののやはり身体の自由が利かない。
すると突然胸の先端部分を摘まれた。
瞬間、電撃のような衝撃が走った。
身体中に痺れが広がりビクンっと跳ね上がる。
視界に白い光がチカチカしている。
更に刺激を与えられ続ける。
頭の中で何かが爆発したかのように真っ白になった。
あまりの気持ちよさに意識を失いそうになる。
すると新たに秘所に指を入れられ弄くり回された。
強烈な刺激に耐えきれず絶頂を迎えてしまう。
しかしそれでも止まらない。
執拗に責め続けられ何度もイカされてしまった。